初めての忘年会で戸惑う新入社員諸君、これを読めば大丈夫!

新入社員の諸君・・・これさえ抑えておけば忘年会マナーは大丈夫!

不安な新入社員諸君もこれさえ抑えておけば間違い無し!さあ、忘年会を将来のキャリアアップの場にしてしまおう!

忘年会の立ち振る舞い次第で印象が変わる

新入社員にとって会社に入って初めての忘年会は、気持ちが昂ぶるのと同時に緊張もするもの。「どんな風に振る舞えばいいの?」「お酌はどうやってするの?」など、いろいろ考え出すと忘年会に行くこと自体が憂鬱になることも。またその場の立ち振る舞い次第では、自分の印象もグッと変わってくる。新人として忘年会をうまく乗り切るために、知っておきたいマナーのポイントをいくつか紹介しよう。


何はともあれ時間を守ろう

まず一番大切なことは、時間を守ることだ。これは社会人としても大前提の鉄則。新入社員が上司より遅れて到着、なんてことはあり得ない。遅れないためにはまず、忘年会の会場までのルートを最初に調べておくことが大切。そこから到着時間を考えて、少しゆとりを持って出発しよう。最低でも15分前には会場に到着できるように、ゆとりを持つことが大切だ。もし会社から先輩や上司と一緒に出発した場合は、一番後ろを歩き、最後に会場に入るように心がけよう。

断固下座を死守!

次に会場での自分の座る位置だ。当然、新入社員は一番下座に座る。基本的に出入り口に一番近い場所が下座となるのでそこに座ろう。なぜ下座に座ることが重要なのか?忘年会の最中に店員を呼んだり、飲み物や食べ物の追加オーダーをしやすい位置だからだ。コース料理の場合でも新しい皿に変えてもらう、あるいはカトラリーで足りないものを持ってきてもらうなど、下座に座っていれば、さまざまなことにすぐ対応できる。先輩社員が下座に座りそうになったら、すかさず自分が座る旨を告げて上座に移動してもらおう。

意外と多い、乾杯時に気をつける事

忘年会の始まりを告げる乾杯はまずビール。乾杯の際には先輩や上司よりコップを下に下げておくことが大事だ。また全員にビールが手渡っているかどうかも確認して、ない人がいるようならまず自分の分を後回しにして先に渡し、すぐに店員に注文しよう。「どうしても酒が苦手」という人も、ここは我慢して一口だけでもおつきあいを。ただし飲むと調子が悪くなる、ドクターストップがかかっているなどの特別な場合は先に申し出ておくのがマナーだ。

料理の取り分けはスマートに

コース料理ではなく、大皿で料理が出る場合は誰よりも先に取りわけをしよう。できるだけスマートに手際よくすることがポイント。こういうことは女性社員が……と思いがちだが、男性の進入社員もぜひ積極的に行いたい。自分から進んでやること、気配りなどは意外に上司にとって評価が高く、その後の社会人生活にも影響が出ることもある。

お酌の順番や作法は一生使えるマナーだ!

さて、新入社員の忘年会での振る舞いで一番大変なのがお酌。これはタイミングを間違えないことが大切だ。まずはお酌をする順番。これは役職が上位の上司からというのがテッパンだ。またコップの中身が半分以下になった時がお酌のベストタイミング。さりげなく後ろから回り、挨拶をしながらビール瓶を差し出そう。その場合、ビール瓶は両手で、日本酒の場合は片手でお銚子を持つ。上司や先輩が他の人と会話で盛り上がっているときは割って入らず、会話が終わった頃を見計らってお酌しよう。会話に困らないようにするには、まず自己紹介を、次にこれからの意気込みなどを話せば新入社員としての好感度もアップだ。また反対に、お酒を勧められたら「ありがとうございます」とにこやかにお礼をいいながらコップを差し出す。注いでもらったらコップはテーブルに置かず、まずは一口飲んでおこう。どんなにおなかがいっぱいの場合でも、一口飲むというのが大切だ。ただし無理は禁物ということをお忘れなく。

お礼まで抜かりなく

忘年会の翌日には、出席者全員にお礼のメールを送っておこう。一人ひとりに送るのが望ましいが、社員が多く大変な場合は、一斉メールでもいい。どんな場合も相手に対して敬意を払うこと、またお礼をきちんとした言葉で伝えることが大切だ。

出典・参考
http://barber-hide.com/1847.html