やって良かった!忘年会幹事のメリットとは?
店のポイントや特典ゲット!社内の人ともより親密に
何となく心も浮き立つ忘年会の季節。でも年末ということもあり、仕事も忙しい時期だ。そんな時に「今年の幹事、よろしく!」とお願いされたら……。大抵の人は、できればお断りしたいという気分になるだろう。予算管理、店選び、スケジュール作成から余興やゲームの考案、果ては二次会のことまでやることは山盛り。「なんでこんな忙しい時期に幹事の仕事まで……」とぼやきたくもなる。しかも忘年会当日は、ゆっくりと飲んだり食べたり話したりもしていられない。でもちょっと待ってほしい。幹事は大変な分、実はメリットもあるものだ。
お店のポイントを得られるのは幹事だけ
まず幹事の大きなメリットとしては、店のポイントや特典を享受できることがあげられる。忘年会の店探しはインターネット予約というパターンが多いだろう。最近はさまざまなサイトで店がキャンペーンを行っていたりするので、ポイントや特典を用意しているところも多い。例えば「次回ご来店の際に使える半額無料券」や「ビール無料券」など。あるいはその店のポイントカードが一気に大量に貯まるということもある。また、会社からの費用でなければ支払いを思いきって個人のカードですれば、カードのポイントも一気に貯まるというわけだ。この場合、先に会費を徴収しておくほうがベスト。後から徴収する場合は自分が痛い目に合わないよう、しっかりと忘れないように徴収したい。
また、幹事が代表して景品を用意する場合も楽天やAmazonなどで購入すればポイントが付く場合が多い。会社の忘年会の景品と言えば予算も多い事から、まとまったポイントをGETできるまたとないチャンスでもある。
幹事の評価もうなぎ昇り!?
また店の料理がおいしかったり、演出がよかったりすると自分自身の評価が上がることも確かだ。「今年の忘年会は最高だった」「毎年料理がおいしくないけれど、今年は本当においしかった!」などという声を聞けば、苦労して幹事をやった甲斐もあるというものだろう。こうした感謝やねぎらいの言葉は何よりも自分自身の励みになる。
社内の人ともより親密に
こうした幹事の仕事はまた、社内の人間とより一層深くつながるコミュニケーションのひとつでもある。ゲームや余興をお願いした人と密に連絡を取り合ったりなど、普段一緒に仕事をしていない人とでも知り合うチャンスだ。部署やチームが違っても自分の異動、あるいは会社全体のプロジェクトなどで今後一緒に仕事をすることがある場合につながっておけば、仕事もやりやすいもの。また挨拶をお願いする社長や役員とも連絡を取り合うことで、他の社員より覚えてもらえるだろう。「面倒な幹事を引き受けて一生懸命やっている」と評価も上がり、今後のステップアップにも有利だ。なおかつ当日も幹事の仕事をてきぱきと進めることができれば、「あいつは仕事ができる」と認められることもあるかもしれない。
お店側からの好感度もアップ!
このように社内でのメリットだけではなく、店のほうからも喜ばれることは間違いない。人数が多くなればなるほど店は売上げが上がり、選んでくれた幹事に感謝するだろう。もちろん店側も、大きな忘年会になればなるほど準備や当日のサービスなど大変なことが多い。幹事役としては、店にも協力しながら忘年会をスムーズに進行させることが大切だ。大成功に終われば自分はもちろん、店側も達成感があり、嬉しいもの。感謝されることは間違いない。顔も覚えてもらえるので、もしかしたらプライベートでその店を訪れた時は、特別なサービスをしてくれるかもしれない。
自分のスキルアップになる!
最後に大きなメリットを紹介しよう。それは自分自身のスキルアップにもつながるということだ。全体の流れを考えて企画し、必要なものの準備を行い、周囲の人間と調整を取りながら当日のスケジュールを考え、企画を成功に導く。これはまさに、ひとつのプロジェクトを進めることと同じことだ。幹事を引き受けることによって、企画力や調整力、時間管理能力や予算管理能力など社会人として必要な力が養われることになる。幹事をこなすことで自分自身もひとまわり大きくなれる。幹事は面倒くさいのではなく、またとないステップアップのチャンスと思って前向きに取り組んでみては?!
出典・参考
http://r.gnavi.co.jp/sp/kanji/article/000903/