司会進行は2人組で!あくまでも賑やかに明るく

司会進行で忘年会が成功するかしないかが決まる

司会進行で忘年会が成功するかしないかが決まる

忘年会はいつもの飲み会とは違って、普段顔を合わせない上司や社員とも一緒に行うもの。それだけに参加者の気分も、盛り上がりに対する期待もずいぶんとハイテンションになっているものだ。こうした参加者の気持ちを裏切らないためにも、幹事としては失敗しないプログラムを準備したいもの。

司会は男女各1人ずつのダブルキャストが理想

そのポイントの1つは司会だ。司会は忘年会がいかに盛り上がって成功するかのカギを握る大切な役割を持つ。よってこの場合、1人ではなく男女各1名ずつのダブルキャストが理想的。1人だとどうしても平坦で単調な流れになりやすくなってしまうが、2人だと会話で賑やかになり、注目度も高まる。またペアにすることで忘年会のプログラム内容や景品選びの趣味が偏ることがすくなく、参加者全員が楽しめる工夫ができるのだ。特に男女ではなくても、若手で明るくエネルギッシュな男性あるいは女性2人組でもOK。
参考:失敗しない忘年会の挨拶事例

“偉い人”の挨拶は忘れずに

次にプログラムとして必ず入れなくてはならないのは社長や役員の挨拶だ。これがないと忘年会としての締まりもなくなり、また後から上司に叱られることにもなりかねない。挨拶は長くなりすぎないように、あらかじめ「約○分間でお願いします」と伝えておくのがベスト。挨拶する人は1人が理想、多くても2人までにとどめたい。

大切なのは時間配分 事前の充分な準備が大切

楽しい余興を用意して盛り上げよう!

次に余興。これは一発芸とゲームの時間配分に気をつけたい。一発芸は楽しいが、あまりだらだらと続くと飽きてしまうもの。ひとりのネタの持ち時間にもよるが多くても4~5人程度にしておくほうがいい。また余裕があれば、一発芸を披露する社員を集めてあらかじめリハーサルを行うほうがいい。全体の時間配分や個人の持ち時間が割り出せるため、プログラムのスムーズな進行に役立つ。
参考:忘年会の余興・出し物

ゲームは少人数参加でギャラリーが見て楽しめるものを1~2つ、クイズのような全員参加型のものを1~2つほど用意しよう。先に少人数参加型のゲームを、後で全員参加型のゲームを行うほうが進行がスムーズだ。少人数参加型のゲームの場合、誰も参加したくないということも場合によってはあり得るので、もしもの場合に参加してもらえる人にあらかじめ声をかけておくことも忘れずに。
参考:忘年会ゲーム特集

忘年会の楽しみの1つは景品

みんなが楽しみにしている景品選びも、プログラムを盛り上げる大切な要素だ。景品を選ぶ上で一番大切なのは、参加者に合ったものを選ぶこと。年齢層や男女比率を考え、誰にでも喜ばれそうなものをうまくチョイスすることが重要だ。誰にでも一番喜ばれるのは、旅行券や商品券などかさばらずに使い勝手のいいものだろう。また食べ物類(日持ちしない生ものは避けたい)やお酒などの飲み物類も、年齢を問わず喜ばれる景品のひとつだ。最近の傾向としては、体脂肪計やヨガマットなどの健康グッズや、仕事に役立つツール類などのグッズも人気があるので考慮したいもの。またゲームの内容によってはコスプレ衣装などのおもしろいグッズの景品もウケる。こうしたグッズの場合はその場で包みを開けてもらい、身につけてもらうなどすればより一層場も盛り上がるものだ。
参考:忘年会景品専門店「景品キング」

カラオケならみんなが知ってる定番の曲がベター

ゲームだけではなく、カラオケもプログラムとしては盛り上がる要素のひとつ。しかしカラオケも、あらかじめ歌ってもらう人を選んでおくほうがスムーズだ。その場合、上司や年輩者、中堅社員、若手社員、新人とまんべんなく選ぶことがポイント。また選曲も迷わないよう、歌う曲目もあらかじめ聞いておいてすぐに伴奏が流せるように手配しておくことも大切だ。とにかく、ゲームやカラオケなどの余興の進行中は「場を白けさせない」ことが重要。そのためにはしっかりと時間配分を考え、事前に充分な段取りを行っておくことが必要だ。
参考:忘年会で盛り上がる定番カラオケはこれだ!

最後をきっちり締めて、忘年会大成功!

プログラムの最後はお決まりの社長もしくは役員の挨拶。こちらもあらかじめ時間を伝えておくことを忘れずに。最後に二次会の案内や、交通機関の案内もできれば完璧。内容が充実してみんなが楽しんでくれる、これが忘年会のプログラム成功の秘訣だ。

出典・参考
http://www.get-club.net/kanji/tokusyu/enkai.html